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atsukohoshi

多民族国家ブラジル・・戸惑う自分のアイデンティティー

更新日:2023年6月26日

Oi gente!!! Tudo bem?

先日ブラジルの友人とオンラインで話をしました。彼女のルーツはイタリア系&スペイン系でとても明るくて、気さくで、綺麗で賢いです。しかもとてもおしゃべりやさん😅💦 2時間ずーっとオンラインでお話をしていましたが、ほとんど彼女が話していました😅

まぁ、アジア系は一般的に静かですね(個人差はありますが・・・)。


ブラジルという国は、16世紀はじめにポルトガルの探検家によって発見され、ポルトガルの植民地となり、その後19世紀にかけてポルトガルから多くの人々が移住し、ポルトガルの植民地支配の下で成長しました。その結果、ブラジルの公用語は今でもポルトガル語になっているわけですが、19世紀後半からは、ポルトガルだけではなくイタリア、ドイツ、スペイン、日本などからも多くの人々が移住しました(私の両親もそうでした)。

私の友人たちも、様々な国をルーツとしていますが、アジア系をルーツとした方々は西洋人と比較すると物静かであったり、言葉数が少なかったり、愛情表現が下手だったり😅します(これも個人差はありますが・・・・)


最近アメリカのコメディアン(アジアがルーツの方)が文化の違いを少し紹介していて、それがとても面白くて、なんかツボにハマって1人で大笑い。

とあるエピソードで、アメリカ人の友達たちの愛情表現を真似しようとして、アジア系の子供がお母さんに電話をして「ママ、愛してるよ」と言ったら、お母さんが「どうしたの?あなた、まさかガンではないよね?」・・・アジア系の方々は、「愛しているよ」って、めったに言わないからね・・・・・


私が小さい頃、友達が『家で朝起きると、ママがハグしたり、キスしたり、抱っこしたり、「愛してるよ」と言うのよ。。。そしていつも「娘よ、あなたは私の全てよ」って言ってくれるの』という話を聞かされていました。これって、両親が昭和の日本人であった私の家庭ではありえなかった風景。日本人の感覚からすると、”ちょっと行き過ぎた行動” では?と思ってしまいますが、小さかった私には、この話がとてもまぶしく、羨ましくてね〜


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私が育った環境は、家の中は昭和の日本、しかも昭和20年ごろの日本。一方、学校に通い始めると、まったく異なる世界。結局、外の世界で過ごす時間が長くなるにつれ、ブラジル人は「言わないと伝わらない」ということを学びましたが、どうしてもNIPPON人の母親の教育の影響が強かったのか、「EU TE AMO」と言うのには、抵抗がありました・・・😅

多分夫にも言った事がない😅


現地ブラジル人と話をしていると、最近では友達同士でも「Te amo!!」(愛してるよ!)と気軽に言い合っていることに気が付きます。私は、日本での生活がだいぶ長くなったので、正直ブラジルに行った時には「えっ?!」、私に気があるの??😅 今更?と思うこともしばしば・・・😅 


ちなみに友達と言っても女性同士。男性の友人からは言われても困るけどね😅。でも、未だに女性同士の友達や親戚(姪・兄・従姉妹等)から「Eu te amo」と言われると、ビクッとします😅 私も同じように返せるようにはなりましたが、こちらからは、なかなか言えない😅・・・・日本が長いからかな〜


昨年4年ぶりにブラジルに行ったら「あなたはすっかり日本人になったね」と言われて、またサンパウロの和食店に友人と入った際には、「ポルトガル語がすごく上手だね」とも言われました😅。なんとなく外国から来た人の雰囲気を感じるのでしょうね。


でもだんだん時間が経っていくと、ブラジル人の血が騒ぎ出して、どんどんブラジル人化し、行動や表現もブラジル人に回帰。娘とテレビ電話で話をすると「ママ、なんだかすっかりブラジル人に戻ったね・・・・」😅


これが、「いったい、私は何人???」と思う瞬間。日系人が戸惑う瞬間です・・・・


さて、最後に、またまたポルトガル語翻訳チャレンジです。今回は日本語→ポルトガル語にチャレンジしてみましょう。


次の日本語をリアポに翻訳するとどうなるでしょうか🤔?


「明るくて、気さくで、綺麗で賢いです。しかもとてもおしゃべりやさん😅💦」

この例文の翻訳を添削して欲しい方がいらっしゃれば、下のボタンから翻訳案を送付してくださいね。


 


 

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