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atsukohoshi

今を生きる🇯🇵/Viva o presente🇧🇷/H&Aポルトガル語教室

更新日:5月1日

Oi gente! Tudo bem?



 

 冬の東京は気温は低くても、快晴の日が続いて気持ちがいいです。朝晩は、ちょっと寒さが身にしみますが・・・・。

 

 天気が良いので、外をぶらぶら歩いていると、まだ1月だと言うのに、バレンタインのチョコグッツや宣伝の多さにびっくり😵。つい先日クリスマス、そしてお正月が終わり、そして間も無く節分・恵方巻き、そしてバレンタイン・・・・・・様々な関連商品がお店に並んでいます。


 これらは日本経済を元気づける意味では良いとは思いますが、なんだか商売目当てのようで、本来の意味を味わえないまま、次から次へと忙しなく時が流れているような気がします。なんだか「やらないといけない」・「買わないといけない」そしてその日が近づいてきたら、もう次のイベントの宣伝・準備という感じ・・・・


 その結果、先々の準備に追われて、「今」をあまり楽しんでいないような気がします。


 これは消費の世界だけではなく、現代社会全体にも言えることかもしれません。SNSでは、他人が体験する様々な刺激的な写真やエピソードが、自分自身や自分の生活との比較の対象となり、「私も負けていられない!」っと焦る気持ち、でもその差が縮まっているように思えず惨めになり、将来が不安になる日々を、忙しなく過ごしている方々が多くなっているような気がします。


 「今」を楽しんでいるのではなく、他人とに比較の中で、なんとか自分を保つのに必死になっているのではないでしょうか?


 日本に来た時、最初に違和感を覚えたのは「人の目」をすごく気にする感覚でした。「世間の目を気にする」という言葉を聞いた時は、世の中には暗黙のルール・標準・基準があって、それらから逸脱すると、生きづらくなってしまうので、自分の個性をあまり出さないようにする社会が日本なのかな〜と感じたことを覚えています。


 でもSNSは、自分が比較の対象とする世の中の基準・標準をも曖昧な物に変え、もしくは変えるだけでなく、自分と比べるレベルを、ものすごく上げてしまっているように感じます。「世間の目」という、標準的な日本人を比較の対象とするのではなく、いつも刺激的な生活をしている人、華やかな生活をしている人を比較の対象に変えてしまうのがSNSなのではないかと感じます。


 だから多くの若者が、そのギャップに苦しみ、「なぜ今の自分はこうなってしまったのか」と過去を悔やみ、そして「このままいくと、将来はどうなってしまうのか」と将来を不安視し、全然「今」に注目できない日々を過ごす、ということが起きてしまっているのだろうと思います。


 ブラジル🇧🇷は、比較的個人主義が強く、自己表現や自由な価値観が尊重される傾向にはありますが、若者をめぐる状況は、やはり同じ傾向にあると感じます。もちろん、文化的な違いは大きく、ブラジルの方がまだまだ自分に正直かな〜とも思いますが・・・・。


 私が若い頃は、まだSNSがなかったので、他人との比較という点では、今ほど過酷な時代を生きてきたわけではありませんが、今振り返れば、子育て・仕事・行事など忙しない日々に追われ、夜になると疲れ果てて、いつの間にか寝てしまっていることが何度もありました。自分の子供と他人のお子さんを比較してしまったり、仕事がうまく軌道に乗らず悩んだり、行事を心の底から楽しめなかったり、将来への不安を抱えながら、時代の流れに急かされるように生きてきた気がします。


 でも今思えば、もう少し楽しめたのでは?


 子育ても・行事も・仕事も・・・焦るばかりで気持ちに余裕がなかったので、毎日のプチ幸せと、そこに至るまでに得られた機会や他者への感謝の気持ちすら見過ごしていたような気がします。


 でも、過去は変えられません。悔やんでも何も変わらないし、エネルギーの無駄遣いでしかないですよね。また、我々は人生100年時代を生きているわけですし、私の人生もまだまだ先は長いはず、と思っています(健康でいなければ💪)。もっと「今」を楽しむためにどうすれば良いのか、色々悩み、考えている中で出会ったのが


「足るを知る」


 という言葉でした。これは、先日ある方から教わった言葉なのですが、この意味は


"Saber o que é suficiente" refere-se a não ser ganancioso em relação às coisas ou situações, compreender o que é necessário e satisfazer-se. Em outras palavras, significa não ser controlado por desejos excessivos ou demandas extremas, agradecer pelo que se tem adquirido e pela situação presente, e destacar a importância da satisfação. Isso significa libertar-se da ganância excessiva e do descontentamento, encontrando uma sensação de realização espiritual.


「物事や状況に対して欲張らず、必要な範囲を理解し、満足することを指します。言い換えれば、自分の欲望や過度な要求に振り回されず、手に入れたものや現在の状況に感謝し、満足することの重要性を示しています。これは、過剰な欲望や不満から解放され、精神的な充実感を見つけることを意味します。」


 と教えてくれました・・・・・・なるほど〜😀😀😀


 現代人が失っている感覚のような気がして、その意味にとても感心させられました。そして鍵は、「現在の状況に感謝」なのですね。


 よし、これだ!


 と思い、最近は寝る前に「今日のプチ幸せ」を振りかえって、感謝をしてから寝るようにしています。欲は、新たな欲を生み、キリがないし、隣の芝生は、いつ見ても青いし・・・・。そうではなく、今の状態で自分がいれることに、まず感謝する。足るを知る、足るを知る!! そう心の中で自分に言い聞かせるようにしています。


 そして週末は、昼食や夕食を家族や友人とゆっくり過ごしています。2、3時間、ずーと食べながら喋っていることも珍しくない感じ・・・・😅。「食べる」という目的よりも「絆」・「コミュニケーション」、そして「今」この時を一緒に過ごせることに感謝する気持ちで、時を過ごすようにしています。


 そうやって「足るを知る」を意識し、他人への感謝ということを、今まで以上に意識すると、本当に精神的に落ち着き、充実した「今」を感じられるようになっているんです。


 うん!私「今を生きている!!」



 また、「足るを知る」という言葉を教えてくださった方は、他人との比較ではなく、過去の自分との比較において、成長を感じれば、精神的にもまた落ち着くんですよ。とも教えてくれました。その点、語学は成長を実感しやすいツールではないかと思います。前回よりも今回、自分が言いたいことがポルトガル語で言えた、それだけでも、成長を感じるものです。H&Aポルトガル語教室では、今を生きるという感覚を一緒に持てるようなレッスンにも心がけています。ご興味のある方は、是非一度、H&Aポルトガル語教室の無料体験レッスンをお申し込み下さい。


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