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atsukohoshi

ブラジルの習慣・文化 ~ 痛みの感覚

更新日:2023年6月26日

Oi gente!! Tudo bem?


春ですね。いよいよ新年度ですね。この時期、ポルトガル語の短期講習を終え、ブラジルへ赴任される生徒さまが多く、なんだか寂しくなります😢


今回ご縁があって、ポルトガル語の学習に一緒の取り組み、そしてブラジルでの生活について、さまざまなアドバイスをさせていただきましたが、皆さまが不安よりも希望を胸に、新任地で活躍されることを強く強く願っております。生徒様がポルトガル語を着実にマスターされていく姿を見るのは大変うれしいのですが、でも巣立ちは、やっぱり寂しいですね😢

背中をトントンと押して「もう大丈夫。行ってらっしゃい!!」(オンラインレッスンが多く、バーチャルですが😅)。最後にかけれる言葉です。


そんな出会いと別れの季節ですが、家の中では引き続き、子育にバタバタと奮闘する毎日です。先日息子が突然の腹痛&発熱を訴えて、夜中に病院へ駆け込みました。幸い点滴と服薬で帰宅しましたが、ここでブラジル人の痛みの感覚が日本人とはだいぶ異なることを思い出しました。


ブラジルで歯科医として患者様のカリエス(虫歯)を治療する際、小さな虫歯であっても必ず麻酔をしていました。日本では、虫歯が小さければ「痛みがあったら、手を上げてください」と歯医者さんが言って、そのまま治療に入るケースが多いと感じています。


また、ブラジルでは胃カメラ検査や腸内検査も必ず麻酔をして、眠っている間に検査を終わらせることが一般的です。私は、見た目は日本人ですが、痛みに関する感覚は、完全なるブラジル人ですから、日本でも少し費用がかかろうが、何しようが、絶対に麻酔をしてもらいます。主人や多くの日本の友人に聞くと、麻酔で寝ている間に検査なんて聞いたことがない・・・・とのこと。そんな話をブラジルの友達にお話をしましたら、そんな馬鹿な事、


「あ・り・え・な・い」

の一言。



日本人は我慢強いというか、自然のやり方の方が回復が速い、ダメージが少ないと思うのでしょうか。日本は、出産も自然分娩が多いですよね。ブラジルの友に日本では自然分娩が一般的なんだよ〜といったところ、またまた


「あ・り・え・な・い」


と言われました😅。出産に関しては、私は「日本の母」になろうと、日本のスタイルに合わせ、自然分娩で子供たちを出産しましたが、痛かった・・・・・。よくがんばった私とその瞬間思いました💕


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次のYouTubeビデオでは、コロナの予防接種を打たれるブラジル人が映し出されています。


必死に何かを言っていますが、要約すると


男性:「あなたは、医療従事者だよね?あなたは僕みたいに、ワクチンは怖いって言っていたよね?だから、僕がここにきて注射するなんて、意味ないよね?いやだいやだいやだ、やめてやめて」

看護師:「いや大丈夫だから、大丈夫」

男性:「いやちょっとまって、集中したいだけだから、ちょっと待って待って。ちょっと、足を整えてもいい?。ちょっとまって、ちょっとまって・・・・・・」

「いやだいやだ、やめてやめて~うわ~痛い痛い痛い※△◇(゚Д゚;)!!


こちらの動画では、ある男性がニュースに取り上げられています。


ニュース冒頭で、ブラジルでは大人の10%は、針が怖いという統計がある、とう解説から始まります。そして、男性が登場し、あまりの怖さに涙を流し、そして看護師が頭をなでながら、安心させようとしている姿が映し出されています。後半では、彼の友人たちが、ふざけて1回目のワクチン接種は効果がなかったから、2回目をうちに来たと、わざわざ白衣を着て、男性を訪ねてきたのですが、男性が包丁をもって追い返すシーンが映し出されています。


これが、ブラジル人(全てではありませんが・・・・)の痛みの感覚ですね。


 


 

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